覆面Gメンが行く! 盛信軒レポート①


下館ラーメンレポート 覆面Gメン N

1月9日(水)

 

下館ラーメンの老舗 盛信軒へ」

 

 本日は、同僚とともに筑西市下平塚にある下館ラーメンの老舗「盛信軒」へ行ってきた。ご主人と女将さん、息子さんそしてパートの4人で切り盛りをしている。

 「盛信軒」は、昭和51年の創業であるが、現在のご主人が、昭和40年ごろから「盛昭軒」に出向き約11年間修行し、暖簾分けとして「盛信軒」が誕生したわけである。

以前にも紹介したが、盛信軒の名前の由来は、盛昭軒の「昭」の字をご主人の苗字である信田さんの「信」を一文字あて、「盛信軒」とした。建物は、創業当時のもので、ノスタルジックで昭和時代を懐かしく思わせる。

 ご主人いわく、「建物はずっとこのままでやっていくことこそが大切なんだよなぁ。お客さんに気兼ねなく入店してもらいたいんだ。」という言葉には、心が打たれた。

女将さんも気さくな方で、盛信軒に出向くと女将さんに元気をもらえる。おもてなしの心を持って、お客さん一人ひとりをやさしく気遣ってくれる。

 メニューは、壁に貼付したメニュー札から選ぶ。メニュー札の脇には、「魁!いばナビ拉麺部」の推薦状が掲げられていた。下館ラーメンを取材していただき大変ありがたい。

下館ラーメンの王道「ラーメン」と盛信軒おすすめの「タンメン」、そして鶏皮チャーシューを注文した。

 待つこと約7分。お待ちかねのラーメンが運ばれてきた。黄金色に輝く下館ラーメン特有の濃口醤油を使ったスープからは、熱々の湯気が湧き出て、食欲をそそる。スープに踊るのは、刻みねぎ、メンマ、三角のり、ゆで卵、ナルト、青物のほうれん草が勢ぞろい。青物のほうれん草は、四季折々に地場産のいんげんなどに変わる。

 まずは、スープを一口。濃口醤油を使っているにもかかわらず、あっさりしていて甘みを感じる。熱々のスープはこの寒い季節、五臓六腑に沁み渡る。

麺は、盛昭軒製の中細縮れ麺を使用し、芳醇なスープが麺に絡み、至高のひと時が味わえる。ラードなどは一切使わず、鶏がらと地元の野菜を中心にスープを作っているというこだわり。スープに浮いている脂は、鳥脂で体にも良い。

 タンメンは、盛信軒おすすめのメニューであり、お客さんが食べるときに最高の食感を味わってもらいたいために計算し尽くされたざく切りのきゃべつ、もやし、ニンジン、にら、豚ばら肉そして真ん中にナルトが配置されている。

 野菜から出るうまみ成分と塩味の透き通るようなスープが麺と絡み合いベストマッチ。半分ぐらい食べ進めて、そこに自家製のラー油を2、3滴たらすとまた格別なタンメンへと変化する。自家製ラー油にするか辛みそにするか、はたまたお酢を入れるか、うむ悩みどころだ。

 今日は食せなかったが、ワンタンメンのワンタンも一つ一つ手作りである。次回は、喫食しようと思う。

 さて、結びに「鶏皮チャーシュー」を紹介する。鶏皮チャーシューは、何時間も脂出しをして作られる至極の一品だ。脂出しをしてから、しょうゆ味で味付けするこの逸品は、まさしくプロの作れる代物である。一口頬張ると、噛み切らなくてもいいぐらいのやわらかさである。そこに刻みねぎがいいアクセントとなり、ビールが欲しくなる。鶏皮チャーシューと若鶏の胸肉を使用した鶏チャーシューの2種類から選択できる。鶏チャーシューを注文するときには、一声掛けていただきたい。

 心も体も温まり、盛信軒を後にする際に、ご主人、女将さんそして二代目の息子さんが幸いにも暖簾に並び撮影させていただいた。本当におもてなしの心がすばらしい。二代目の息子さんにも手厚く接遇していただき、息子さんのその目には光が宿っていた。盛信軒も安泰ですね。

 これからも、美味しいラーメンを提供してください。皆さんも是非、筑西市にお出掛けの際は、「盛信軒」へお立ち寄りください。

下館ラーメンレポート 覆面Gメン S

9月9日(日)

 

盛信軒に遠征!」

 

 今日は、30度を超える真夏日の中、野球の試合があり、以前からずっと食べたいと思っていた球場近くの盛信軒にお邪魔した。キンキンに冷えたビールで乾杯といきたかったが車のため断念、一人喉を鳴らしながら生ビールを飲む監督を横目にZEROビールで乾杯した。おつまみはもちろん鶏チャーシュー(鶏皮)である。 試合の反省をしながら、ひととおりつまみを食べ、いよいよラーメンへ!「にんにくラーメン」、「ワンタンメン」とチームメイトが注文する中、私は「タンメン(鶏皮入り)」を注文した。初めて来たのだからやはり「醤油ラーメン」を食べるべきかと思ったが、次来た時食べればいいだろうとそのままにした。

 土曜日に引き続いてのラーメンだったから、味をちょっと変えたかった事実は否定できない。 運ばれてきた「タンメン」に鶏皮がトッピングされ、見た目でもう既に楽しめる。まずはスープを一口。ほどよいしょっぱさであっさりした味が口に広がり、疲れた体に染み込んでくる。そして麺と鶏皮を一緒に口に運ぶと、麺のちょうどいい固さと、鶏皮の絶妙な歯ごたえがコラボしどんどん箸が進む。野球の疲れも吹っ飛ぶうまさであっという間に完食。 みなさんも近くにきたらぜひ盛信軒に足を運んでみてください。

 ごちそうさまでした!

下館ラーメンレポート 覆面Gメン N

102日(土)

 

盛信軒でラーメンを食す!」

 

 今日は、盛信軒をご紹介する。盛信軒は、盛昭軒でご主人が修行し、昭和51年に筑西市 下平塚に暖簾分けとして開店した。下館ラーメンとしては、老舗になる。

 盛昭軒の“昭”の時を“信”にして、「盛信軒」としている。これは、ご主人の苗字が信田さんというところから命名したとのこと。ご主人と女将さん、息子さんとパートの方で営業している。「出前迅速」をモットーに元気のいい女将さんが、店内を仕切っている。

 この日は、筑西市長杯野球大会が近くであり、その祝勝会で、盛信軒に伺った。

 まずは、ビールで乾杯!と行きたいところだったが、自家用車のため、ノンアルコールで乾杯となった。つまみは、当然ながらとり皮(450円)を注文!とり皮といっても、いわゆる鶏チャーシューで皮の部分のコラーゲンとヘルシーな鶏の身が食欲をそそる。とってもうまい!やみつきになる。その後、いよいよラーメンを注文。

 私は、わんたんチャーシューを注文。みんなそれぞれ注文していたが、盛信軒のもう一つの顔であるたんめんを注文するものも多かった。わんたんチャーシューには、鶏チャーシュー、刻みねぎ、いんげん、なると、支那竹、わんたんと豪華絢爛だ。濃口醤油のスープは、見た目と違い、甘みを感じ、さっぱりといただける。麺は盛昭軒から仕入れている。

 半分食べた頃に、盛信軒特製の辛味噌を入れるのがコツ。この辛味噌を入れると、コクが一段と深まり、芳醇な香りがあたりを漂う。そこに酢を数滴入れることにより、うまみ成分が倍増し、一気に口に頬張りたくなる衝動を抑えきれない。あっという間に完食である。

 たんめんも、豚肉、にんじん、キャベツ、にら、もやし、なるととヘルシーながらもピリリと光るコクとうまみが出たスープがまた格別である。ここにラー油をポタリと垂らすともう・・・たまらない!このたんめんは情報誌でも取り上げられたほどである。

 ここ盛信軒は、なんと、大盛にしても「50円増し」とおなかを減らした人の懐に優しい。35年間変わらず守り続けてきた「盛信軒」の味をこれからも多くの人に味わってもらいたい。是非近くに来た際はみなさん、お立ち寄りください。

 本当に女将さんは気さくな方で、「おもてなしの心」でお出迎えしていただけます。

まずはビールで乾杯!が、今日はノンアルコールビールで我慢。
まずはビールで乾杯!が、今日はノンアルコールビールで我慢。
もちろん、つまみは「とりかわ」。最高です!
もちろん、つまみは「とりかわ」。最高です!
魅惑のワンタンチャーシューメン!下館ラーメン万歳!
魅惑のワンタンチャーシューメン!下館ラーメン万歳!
こちらも人気を二分する「タンメン」。情報誌にも取り上げられるほどのたんめん=ここに鶏チャーシューをトッピングするともっと美味しい!!!
こちらも人気を二分する「タンメン」。情報誌にも取り上げられるほどのたんめん=ここに鶏チャーシューをトッピングするともっと美味しい!!!